赤ちゃんの生きる力を感じよう
- HELLO BABY
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- 11月30日
- 読了時間: 2分
あるお母さんとお話ししていた時のことです。
2人目の赤ちゃんが3ヵ月くらいで、上のお姉ちゃんは3歳。お姉ちゃんがとても活発で、目が離せません。
「お姉ちゃんに手がかかって大変なんです。赤ちゃんはあまり泣かないから、手がかからなくてとても助かります。」と話してくださいました。
続けて、「でも、手がかからなさ過ぎてちょっと心配なんです。3ヵ月ってこんなに笑わないもんでしたっけ?」とのこと。
私も気になっていました。話しかけてもあまり目が合わない様子で、2〜3ヵ月くらいから周りの大人などに反応して笑う仕草が観られるようになったり、喃語といって「あうあう」というような赤ちゃん言葉が出てきますが、それらの反応が少ない様子でした。
そこで提案。「お姉ちゃんと赤ちゃんとお母さんの3人で遊んでみるのはどうですか?」
具体的には、難しいことはしなくて大丈夫で、お姉ちゃんとの遊びの中に、なんとなく赤ちゃんを含めて「赤ちゃん今泣いてるね〜」とか、絵本を読むときに赤ちゃんの近くで読んであげて、赤ちゃんにも声や親子のやりとりが届くようにしてみるなど、
【赤ちゃんを輪の中に入れること】を意識してみるというものでした。
またこんな相談もありました。
「古いお家に住んでいるので構造上、どうしても赤ちゃんがお風呂に入るときに寒い廊下を通る必要があるんだけど、温かい部屋から移動するときに、室内だけど寒いときには洋服をたくさん着せたほうがいいですか?寒暖の差が赤ちゃんの負担になっていますか?」
皆さんはどう思われますか?
もちろん、衣服で体温調節することは、まだ身体の体温調節機能が未熟な時には特に必要なことです。
けれど、洋服を着せすぎるのも、実は身体にとって良いことばかりではありません。
寒いとき、暑いとき、身体は大忙しです。センサーで感知して毛穴を開いて汗を出して体内の熱を外に逃がしたり、また筋肉を働かせて足りない熱を作ったりしています。
そういう体験が少ないという事は、身体の体温調節の機能を育てるチャンスが少なくなっているとも考えられます。
かくいう私も、スマホにお世話になりっぱなしで、
最近簡単な漢字が書けなくなっている事に、落胆することが多々あります(笑)
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会員特典あり理事・助産師 澁谷 奈津美(しぶや なつみ)
助産師、思春期保健相談士。宮崎県出身。不登校な2人の子どもと、年の離れた末っ子、3児の母。性教育講師としても活動している。
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